食野亮太郎（浪速のメッシ）

ハート・オブ・ミドロシアンFC※（プレミアシップ（スコットランド））

77

FW／ST・WG

※マンチェスターシティからの期限付き移籍

食野亮太郎 DATA

プレースタイル	突破型ストライカー
A代表歴	なし
得点数	2019年にJ1リーグ3点、J3リーグ8点（8月に海外に移籍するまで）
スパイク	プーマ
年俸予想	850万円（2019年・ガンバ大阪） 推定市場価値500Kユーロ（日本円で約6,054万円）（トランスファーマーケット）※19年6月

ガンバ大阪育ちの食野亮太郎のこれまで

プロ入り前　ユース・学生時代	ジョイナスFC アンドリュースFC 2011～13年 ガンバ大阪ジュニアユース 2014～16年 ガンバ大阪ユース＜高校3年時にガンバ大阪に2種登録＞
2017	J3：ガンバ大阪U-23[40] J1：ガンバ大阪[40]＜2018年にJ1初出場、初ゴール＞
2019.9～	プレミアリーグ：マンチェスター・シティFC ※プレミアシップ：ハート・オブ・ミドロシアン[77]に期限付き移籍

ガンバ大阪の下部組織育ち

中学生のころから【ガンバ大阪】の下部組織育ち。想像の通り成績は優秀で、高校生の頃には大阪ユースのAチームで、『高円宮杯U-18サッカーリーグ』の優勝に貢献した実績があります。

その実績もかわれて、高校3年のときにはガンバトップチームに2種登録。そのJ3リーグ（ガンバ大阪U-23）開幕戦から途中出場、6月には先発、9月には初ゴール。さらには2017年からトップチームに昇格、つまり【J1のガンバ大阪】に入ることが内定。まさしくエリートフォワードだったのです。

2017年ガンバ大阪でプロデビュー、活躍はしても目立った存在にはならず

2017年はJ3に戻ってプレーしますが、2018年4月にようやくJ1デビュー。5月にはJ1初ゴールをゲット！J1、J3の試合に出ながら得点を”爆食い”してしっかり仕事を重ねます。

そのプレースタイルや活躍、そして名字から【浪速のメッシ】とまで言われるように。

存在感はあったはずですがしかし、代表選出はまったくありませんでした。

3年間のJ1・J3合計のシュート・ゴール成績

	出場試合数	シュート数	ゴール数
2017	20	48	3
2018	26	48	5
2019（8月まで）	20	71	11

2019年、海外クラブに完全移籍して注目度が一気にアップ

2019年、イングランドの『プレミアリーグ』に所属する【マンチェスター・シティFC（通称マンC）】が食野亮太郎を獲得、完全移籍することが発表されました。サッカーファン憧れの欧州クラブです。

プレー先はスコットランドのトップリーグ『プレミアシップ』に所属する【ハート・オブ・ミドロシアン（通称ハーツ）】。

ハーツの監督は食野亮太郎に非常に注目しており、移籍後即デビュー！そして食野亮太郎はそれに「2戦目の初ゴール」で応えます。

食野亮太郎の注目は上がるばかり！

ドリブルで相手をかわしてシュートを打ち込める突破型ストライカー

食野亮太郎の得意技を挙げるなら【ドリブル】です。ページ下部に４つの動画を用意しましたが、３つがドリブル突破シュートです。

ゴールへの意欲がとにかく強いので、ボールを持ったらとにかくゴールへの威圧感が凄い。なんとかして抜けてやろうという気合を感じます。多分DFからすると怖いんじゃないんでしょうか。

周りに敵がいようとお構いなし。そこにチャンスがあれば抜けて打つ。

そのままゴールをとらえることもあれば、そのこぼれ球が決定打になることも。

ゴール前の落ち着きが心強い

ゴール前のドリブルは非常に緊張します。敵は目の前の一人だけではありません。ちょっとミスすればかんたんに相手にとられてしまうものです。

しかし食野亮太郎は、ゴール前でも落ち着いている印象が強い。若気の至り的な「俺が絶対決めてやる！」という幼稚なドリブルではなく、チャンスのゴールデンルートを掴んでいる感じ。

誰にも見えていないルートが食野亮太郎には見えています。

食野亮太郎の激動とも言えるこのスケジュールを見よ。

まさに人生が様変わりした一ヶ月。

学校の卒業・入学なら事前に分かっているからいいですが、今回の話は突然ですからね！食野選手に不安はなかったのでしょうか。

2戦目で初ゴールをゲット！

しかしそんな不安をよそに、食野亮太郎はさっそく”最初の晩餐”をぺろりと平らげてしまいました。

サッカーで最高のごちそう【ゴール】を、2戦目にして食ってしまったのです！

移籍直後はチームや国の特色になかなか合わせられないという問題もあります。なので結果が伴わなくても、監督としてはしばらく様子を見るというのが普通でしょう。

でも食野亮太郎の活躍とチームに慣れ親しんでいる様子を見て監督の不安は消し飛んでいるとみていいですね。

ようやく食野の本領発揮！慣れないはずの海外（しかも日本人選手がいないクラブ）に合わせられている強いメンタルもザ・大物！って感じですね。これは大きくなりますよ。

ガンバ大阪ユース育ち、ガンバ大阪でゴール量産、マンC 完全移籍と、一見すればエリート級のサッカー選手。さぞかし日本代表で活躍してるんだろうなぁ…と思いきや…

食野亮太郎の日本代表入り経験

10月14日に行われたサッカーの王者ブラジルとの親善試合。これが食野亮太郎の日本代表デビューです。驚きですよね！中学から活躍し、高校3年にはトップチームに2種登録されているのに、アンダーでさえ招集されることはなかったのです。

この試合の日本の活躍は、3-2で王者ブラジルを逆転で下したことで話題になりました。東京オリンピック世代ですから、なおさら。

ポジションは三好康児とともにシャドー、ワントップに小川航基です。

これ、東京オリンピック世代の試合ですからね。食野亮太郎が東京五輪代表に選抜される可能性が上がったとみて間違いありません。2020年の東京オリンピックが本当に楽しみです！

J3初ゴール（トップチーム昇格後）からだの安定性が証明された食野亮太郎のゴール

右サイドからの低いクロスに体勢を崩しながら右足でトラップ。前、右前、後ろの3人から狙われるポジションでしたが、これを落ち着いて右足で決める！

右サイドからのクロスをPA内で収めた食野 亮太郎（Ｇ大23）がゴール左下に流し込み、シーズン初ゴールを記録！明治安田Ｊ３のゴール動画を公開中！

2017年9月10日（日）に行われた明治安田生命Ｊ３リーグ 第22節 Ｇ大23vs沼津のゴール動画です。

J1初ゴール（19/5/11）ドリブル突破のお見事な”浪速のメッシ”のミラクルゴール！

0-3ビハインドの圧倒的不利の状況で、浪速のメッシお得意のドリブルからのゴール！後ろからのプレッシャーにも負けず、巧みなドリブルで左からの相手を抜かし、右からの相手を抜かし、左右にいる敵の間を通してゴールに一直線！記念すべきJ1初ゴールでこのドリブルシュートはミラクル！本当にかっこいいです

食野 亮太郎（Ｇ大阪）が相手選手に囲まれながらも切れ味鋭いドリブルでシュートコースを作り出すと、ペナルティエリア付近から右足を振り抜いてＪ１リーグでの初ゴールを獲得！明治安田Ｊ１のゴール動画を公開中！

2019年5月11日（土）に行われた明治安田生命Ｊ１リーグ 第11節 鳥栖vsＧ大阪のゴール動画です。

移籍前ガンバでの最後のドリブルゴール（6/22）後半アディショナルタイムの食野亮太郎の決定的なゴール

90分間の0-0の沈黙を突然破った食野亮太郎のドリブルゴール。左サイドでパスを受けてから、相手選手を引き連れながら中央に走り、一度は止めつつもカットインして切り返しそのままシュート！誰もが驚いたゴールだったんでしょう。静まり返っていたスタジアムが一気に湧いています。

左サイドからドリブルで中に切り込んだ食野 亮太郎（Ｇ大阪）が強烈なシュートをゴール右隅に沈め、後半ATに劇的なゴールを獲得！明治安田Ｊ１のゴール動画を公開中！

2019年6月22日（土）に行われた明治安田生命Ｊ１リーグ 第16節 Ｇ大阪vs湘南のゴール動画です。

ハーツ初ゴール（19/9/14）”ハーツのメッシ”の得意技切り返しドリブルシュート！見事なハーツ初得点

赤いユニフォームがハーツ、黄色が対戦相手のマザーウェルです。食野亮太郎（Ryotarou Meshino）は赤い服の背番号77。下の動画はちょうど食野亮太郎のゴールのシーンから始まります。

目の前の一人を突破するとすぐに後ろからプレッシャー。しかしそれに動じず、落ち着いて右足シュート！そのままゴールに吸い込まれていきました。見事なドリブルシュートです！J1初ゴールと似ていますよね。

また動画の3分8秒からも、食野亮太郎の決定的なプレーが見られますよ！

しかしこの試合は2-3で負けています。見てわかるように、あまり強いクラブではないんですよね。この弱さはなんとかしてほしいです（笑）。Meshinoが救世主になれたらうれしい！

Japanese loanee Ryotaro Meshino scored his first goal for Hearts, though it proved to be too late.（日本人レンタル選手のメシノ・リョウタロウは、ハーツ初ゴールで本物を見せつけた）

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