2022FIFAワールドカップ(カタールW杯)予選 モンゴル戦を終えて今の日本の状況はどう?

2022 FIFAワールド(カタールW杯)・アジア予選 日本代表

2022年に開催される【2022 FIFAワールドカップ(カタールW杯)】の、アジア予選における日本の日程と結果・成績、それとワールドカップ予選の基礎知識をお伝えします。

サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)も強くなってきて、今やワールドカップ常連国となっています。このワールドカップに日本代表が出られるかどうかを決めるのが【FIFAワールドカップ・アジア予選】!

果たして、ワールドカップに出られるのか?日本代表・SAMURAI BLUEの活躍を応援しよう!

投稿:9月10日
更新:10月17日


日本代表の予選の日程と結果まとめ<今の状況もこちら>

日本の今の状況

※10/16更新
10月15日に行われたのがカタールW杯二次予選第三戦タジキスタン戦(アウェー)。

前回ホーム戦で6-0完勝から、たった5日で試練のアウェー。会場にいるのはほぼすべてがタジキスタンサポーター。日本代表がゴールに入れてもまったく盛り上がらないという失点が怖い場面でしたが、失点0で完封!これで3戦3連勝失点0!さらなる自信がついたであろう日本代表、このまま全勝で二次予選は突破したいところ。

今回の立役者はなんといっても南野拓実でしょう。前試合でも先制点で日本大量得点のスイッチを切った南野拓実は、本試合では前半無得点の後、後半8分に沈黙を破り、さらに3分後には追加点。これで一気に流れを変わりました。

南野拓実はこれでW杯予選3戦連続得点で森保監督下代表で合計10得点達成。エースストライカーの大迫勇也(同7得点)をいつの間にか抜いてしまいました。まるでストライカーですね!

この試合、以外にもタジキスタン選手がいい動きをしていて、キーパーはしっかり日本ボールを抑えていましたね。次回はFIFAランクがもう少し高くなるキルギスとのアウェー戦です。ここで点を取られると牙城が崩される感じがして怖いです…

日本が戦う次の試合の2022サッカーワールドカップ予選(カタールW杯予選)の視聴方法

次回はキルギスとの対戦です!
キルギス戦(アウェー)は地上波で放送、チャンネルはTBS系列です。

次の日本代表戦の情報
次回対戦日程 2019年11月14日(木)
対戦国 キルギス
ホorア アウェー
視聴チャネル 地上波・TBS系列
会場 キルギス/Dolen Omurzakov Stadium

視聴チャネル・キックオフ時間まとめ
日時 キックオフ(日本時間) 対戦国 視聴チャネル
2019年
9月10日(火)
21:20 vsミャンマー 地上波:日本テレビ
10月10日(木) 19:35

vsモンゴル
@埼玉スタジアム2002

地上波:テレビ朝日/NHK-BS1
10月15日(火) 21:15 vsタジキスタン 地上波:テレビ朝日系列
11月14日(木) 20:15予定 vsキルギス 地上波:TBS系列
2020年
3月26日(木)
21:00予定 vsミャンマー -
3月31日(火) 21:00予定 vsモンゴル -
6月4日(木) 21:00予定 vsタジキスタン -
6月9日(火) 21:00予定 vsキルギス -

※キックオフ時間等、変更となる場合があります。

二次予選 グループF・日本の対戦日時と結果

参考:9月の日本の最新FIFAランクは31位

日程 対戦国 ホ/ア FIFAランク 点数・勝敗 日本の勝ち点
2019年9月10日 vsミャンマー アウェー 145 0-2勝ち +3
10月10日 vsモンゴル ホーム 183 6-0 勝ち +3
10月15日 vsタジキスタン アウェー 115 0-3 勝ち +3
11月14日 vsキルギス アウェー 97 更新予定 -
2020年3月26日 vsミャンマー ホーム 145 更新予定 -
3月31日 vsモンゴル アウェー 183 更新予定 -
6月4日 vsタジキスタン ホーム 115 更新予定 -
6月9日 vsキルギス ホーム 97 更新予定 -

日本代表はグループF内で4カ国とそれぞれ2回ずつ、計8回の試合をします。
日本の7月発表FIFAランクは33位。グループF内の国はすべて格下です。もはや全ての試合に勝って当たり前とも言えるでしょう。突破を早めに決めつつ、より万全な状態にするために、若い戦力やフォーメーションの確認をしていくことが課題となってきます。

勝ち点の計算について

二次予選は『総当たり戦』、つまりリーグ戦方式で進行していきます。以下の計算方式で勝ち点を競っていきます。

  • 試合に勝つ +3
  • 試合に負ける ±0
  • 引き分け +1

8回の試合の結果の勝ち点を合計して、一番多い数字の国が1位→最終予選進出です。
2位の国は、ほかのグループの2位同士で比較して、優秀な成績な国上位4カ国まで→最終予選進出。

1位なら確実、2位だと得点がたくさんあった方が有利ということですね。もし勝ち点が引き分けになってしまった場合は、所定の条件に沿って成績優秀な国が勝ちとなります。

最終予選について

カタールW杯予選の最終予選の詳しい情報が入り次第更新いたします。

日本代表のゴールまとめ(カタールW杯 アジア予選)

  1. 二次予選第2戦・10月10日 モンゴル戦(ホーム)
  2. 二次予選第3戦・10月15日 タジキスタン戦(アウェー)
対戦国 選手 時間 備考
初戦 ミャンマー戦 [10]中島 翔哉 16分 ミドルシュート
[9]南野 拓実 26分 ワンタッチボレー

二次予選第2戦・10月10日 モンゴル戦(ホーム)

22分・1点目 南野拓実[9]MF/クロスからのヘディング

右サイドから伊東純也からのクロスに、中央で待っていた南野拓実がヘディングシュートでゴール。大切な先制点という重大な仕事をやってのけ、前回ミャンマー戦に続きこのW杯予選2試合連続ゴール!森保ジャパンでもっとも多い8ゴール目と絶好調!

森保ジャパンで18試合出場と監督のお気に入り、大量ゴールも叩き出し、東京オリンピックのオーバーエイジ枠の有力候補なんて話もありますね!

レッドブル・ザルツブルク所属(ブンデスリーガ)

29分・2点目 吉田麻也[22]/ヘディング

左からのコーナーキックから。キーパーが弾いたボールを酒井宏樹がシュート、ゴール目の前にいた吉田麻也の頭につながり、そのまま押し込んでゴール。

これでワールドカップアジア予選3大会連続ゴール!ポジションはDFですがキャプテンとしてチームを力強く引っ張っていってます。

サウサンプトン所属(プレミアリーグ)

34分・3点目 長友佑都[5] /クロスからの右足

右サイドから伊東純也の低いクロスが真ん中まで滑り込んでくる!ゴール手前に走ってきたのが長友佑都。まわりに誰もいない完全フリーの状態で、右足で丁寧に流し込み。

今年33歳の長友佑都は2008年から日本代表に毎年出場している大ベテラン!ゴールは2009年10月8日の『アジアカップ2011予選』以来なんと10年ぶり。

ガラタサライ所属(スュペル・リグ)

40分・4点目 永井謙佑[11]/クロスからのヘディング

右サイドから伊東がクロス。うまく永井の頭とシンクロしヘディングシュート!

永井謙佑はスターティングメンバー唯一の国内組み!エースストライカーである大迫勇也がケガによる休みでその代わりではありましたが、見事ゴールという大仕事を成し遂げました!

FC東京所属(J1リーグ)

永井謙佑のプレースタイル

57分・5点目 遠藤航[6]/コーナーキックからのヘディング

左からの中島翔哉によるコーナーキック。このボールに遠藤航が飛び込んで頭で合わせたところ、ちょうどその右側にいた酒井宏樹の顔左側にあたり、そのままゴールに吸い込まれていく。最後どちらが入れたのか実況席も盛り上がったが、結局遠藤航の記録に。

遠藤はこれが代表初ゴール!今年の夏に期限付きするも、今のところリーグでは出番なし。でもこの次の得点のきっかけを作ったのも遠藤のシュート!少しはアピールできたかも?

シュトゥットガルト所属(ブンデスリーガ2部)※2020年6月までの期限付き移籍

82分・6点目 鎌田大地[18]/こぼれ弾をヘディング

ペナルティーエリア手前から遠藤航が強烈なミドルシュート!モンゴルキーパーはなんとかはじくも目の前にいたのが鎌田大地。周りに誰もいない決定的チャンスを頭で合わせて6点目が決まる。

ゴールの目の前にいてチャンスをものにするという仕事をし、解説も「まさにストライカー」と褒めていました。普段はトップ下やボランチポジションでプレー。

フランクフルト所属(ブンデスリーガ)

二次予選第3戦・10月15日 タジキスタン戦(アウェー)

53分1点目、56分2点目 南野拓実[9]/クロスから

ゴールの沈黙を破ったのはまたもや南野拓実。
左サイドからの中島翔哉[10]からファーサイドへのクロスに南野拓実がヘディングで合わせて1得点。予選で3戦連続でゴールを決めるとすぐに3分後、今度は右サイド酒井宏樹[19]からのクロスを、なんとか足を合わせてテクニシャンなゴール。森保代表で基本すべき10得点目!タジキスタンサポーターで埋め尽くされた会場は、もはや声援すら諦めるほど静まり返っていました。

レッドブル・ザルツブルク所属(ブンデスリーガ)

82分3点目 浅野拓磨[15]/クロスからのヘディング

3点目は浅野拓磨。アシストはまたもや酒井宏樹。右サイドからの長めのクロスに浅野拓磨が頭で合わせてダメ押し追加点。左→右→左、そして右へのゴールとうまく揺さぶったゴールでした。

パルチザン・ベオグラード所属(セルビア・スーペルリーガ)

二次予選第3戦 タジキスタン戦ハイライト動画

2022 FIFAワールドカップ・アジア予選グループ一覧

※グループまとめ準備中

二次予選は8つのグループに別れて戦います。二次予選の中で戦うのは、同じグループにいる国とだけです。日本はグループFなので、二次予選はミャンマー、モンゴル、タジキスタン、キルギスとだけ戦います。FIFAランク的には格下なので間違いなく1位進出!できるはずですが…しかし試合としては盛り上がらない懸念も。また、本戦でいきなり強豪と戦う可能性もあり一概に喜べない状況です。日本の目標はベスト8入り!そのためには、ワールドカップ本戦でグループリーグを突破し、さらにトーナメントで一回勝つ必要があります。

2022 FIFAワールドカップ・アジア予選の進み方と本戦に出られる国<W杯予選の基礎知識>

日本代表はアジア予選を勝ち進むとFIFAワールドカップに出られます。

ここではFIFAワールドカップ・アジア予選がどんな流れで進んでいくのか、どんな国がFIFAワールドカップに出られるのか、紹介しますね!

アジア予選に関する基本情報

アジア予選に参加する国の数 46チーム

一次予選→二次予選を突破し、さらに最終予選を抜けると晴れてワールドカップ本戦に出場できます。

一次予選

一次予選が免除される国 34チーム(日本も免除されている)
一次予選を戦う国 12チーム
二次予選に進める国 6チーム
戦う方式  ホームアンドアウェー
時期 2019年6月6日(木)、6月11日(火)
日本は一次予選が免除されている

日本は一次予選が免除されています。なぜかというと、FIFAランク上位の国は「ある程度強いからやらなくていい」とされているからです。日本はFIFAランク33位(7月発表)でけっこう強い国であると認められています。一次予選に参加する国は決められた国と2戦だけ戦い、勝った国が二次予選に進めます。ほかの国のFIFAランクが知りたい場合は『2022FIFAワールドカップ予選グループ一覧』を参考にしてみてください

FIFAランクとは、国際サッカー連盟(FIFA)が発表しているサッカーの強さのランキング。ランキングの高い国はサッカーが強い。一番下の順位は7月発表時点で211位。

二次予選

二次予選を戦う国 40チーム
最終予選に進める国 12チーム
戦う方式 総当たり戦・ホームアンドアウェー
グループ数 8組(A、B、C、D、E、F、G、H)※日本はF
時期 2019年9月5日(木)~2020年6月9日(火)
特記事項 12チームはアジアカップ2023への出場権も獲得する
同じグループの中で8回の試合をする 

各グループ5か国参加。4か国すべてと2戦ずつ戦います。ホームアンドアウェーなので、日本でいうと日本で一回、相手国で一回の2戦ずつ、合計8戦をするということです。なので二次予選だけで4つの国に渡ります。大掛かりですよね。

優秀な国だけが最終予選に進める

総当たり戦で勝ち点を競います。この方式はリーグと同じです。グループ内1位の国は最終予選進出。8グループあるので、ここで8カ国が最終予選進出。2位の国は、8グループの2位の国だけで比較して、成績優秀な上位4カ国が最終予選に進めます。つまり最終予選は12カ国ということですね。1位になれば問題ありませんが、2位では得点数、失点数などが関係してくるので、ゴールをたくさんとっておいて損はありません。

2022FIFAワールドカップ予選における日本の日程と結果はこちらで更新しています ↑

最終予選

2022FIFAワールドカップ・アジア予選/最終予選の詳細情報が出ましたら更新します。

本戦

開催国 カタール
本戦を戦う国 32チーム(全大陸合計)
試合を行う都市数 カタール国内 7都市・12会場(予定)
戦う方式 総当たり戦(グループステージ)、トーナメント(ノックアウトステージ)
時期 2022年11月21日(月)~12月18日(日)
2つのステージで構成され、グループステージから始まる

ワールドカップは二つのステージからなります。
最初に始まるグループステージは、予選と同じく総当たり戦で勝ち点を競います。グループステージを勝ち抜けると次はトーナメント。負けたら即敗退の厳しい戦いが待っています。

トーナメントを勝ち抜くと優勝

一勝するとベスト8、三勝すれば決勝戦!そこで勝つと優勝です。優勝すれば世界最強の国という名誉とたんまりの賞金が…

2022 FIFAワールドカップ(カタールW杯)本戦に関する情報は、別ページで更新します。

FIFAワールドカップ予選は規模がめちゃくちゃデカい!<W杯予選の基礎知識>

FIFAワールドカップは世界最大級のスポーツイベント。サッカーは全世界が知っているスポーツで、サッカーの試合は全世界が同じように熱狂するスポーツですから、規模が違います!

FIFAワールドカップに参加する国を決めるために、まず各大陸で予選があります。

FIFAワールドに参加できる6つの大陸

  • アジア予選
  • アフリカ予選
  • 北中米カリブ海予選
  • 南米予選
  • オセアニア予選
  • ヨーロッパ予選

これらの大陸で予選を勝ち抜いた国が、FIFAワールドカップ本戦に出場できます。あまりにもスケールがデカすぎると思いませんか!?

予選の戦い方は大陸ごとに若干異なりますが、基本はグループに分けての総当たり戦。大陸によってはここにノックアウトトーナメント、プレーオフ・敗者復活戦を取り入れて決めるという感じです。

山も海もまたいで予選をするので、どの大陸も1年以上かけて試合をします。そうして大陸の覇者だけが参加できるのがワールドカップ!

予選では相手の国に出向いて試合を行う

今や試合も”オンライン”でできるゲームもありますが、サッカーはリアルに面と向かって戦うスポーツ。試合をするためには同じ場所にいなければなりません。そのため、ワールドカップ予選では『ホームアンドアウェー』といって、「ホーム」と「アウェー」の2か所で試合をします。

  • ホーム:自分の国で試合をする
  • アウェー:相手の国で試合をする

相手国に日本まで来てもらって、日本のスタジアムで試合をする、これを「ホーム戦」といいます。逆に日本代表が相手国まで行って、相手の国のスタジアムで試合をする、これを「アウェー戦」といいます。

たとえば9/10の対ミャンマーとのアウェー戦でいうと、日本代表がミャンマーまで出向き試合をします。逆に翌年3/26の対ミャンマーとのホーム戦は、ミャンマー代表が日本まで来て試合をするのです。とはいえアジア予選だとアジア地方しか行かないので、地球の裏側みたいな遠い国には行きません。基本的には土地柄・気候・気象に慣れているホーム戦が有利。日本は湿気があってジメジメして暑いので、これを苦手とする国は多いです。

予選とは異なり本戦は開催国で戦います。2022年ワールドカップはカタール開催。カタールにとってはホームとなりますが、それ以外の国にとってはアウェーです。アウェーという地で、どれだけ自分たちの力が出せるかが勝負を決めます!

ワールドカップに出場する国は、超強い

こうやって大陸の覇者が出場できるのがFIFAワールドカップです。ワールドカップに出場している国が、どれだけ強いかわかりますよね?日本は1998年フランスW杯で初めて本戦に出場し、2002年日韓W杯でベスト16に。6回連続で本戦出場・3度のベスト16という成績を収めています。そういう結果を認められ、今ではFIFAランク33位(7月発表時)という高ランクを維持。日本は確実に強くなっているはずです。2022年カタールW杯で目指すはベスト8!今までの最高の結果です。

とにもかくにもまずはアジア予選を突破しなければワールドカップに出ることもできません。そしてワールドカップに出なければ全く盛り上がらないのも事実・・・。目の前の戦いに勝って勝って、いざ、カタールの地へ!

日本代表・SAMURAI BLUEを応援しよう!
今の状況や次の試合は

このページの先頭へ戻る