J1リーグは総当たり戦の勝ち点で勝敗が決まり、【決勝戦】というものはありません。しかし、今年のJ1リーグに限っては、「決勝戦」と呼べる試合ができました。最後の優勝の可能性を残した横浜FマリノスとFC東京が、最後の最後で直接対決になったからです。

もちろんこの組み合わせは後でできたわけではありません。運命としか言えないめぐり合わせなんです。

ここでは、優勝に王手をかけた横浜Fマリノスと、FC東京の優勝条件の解説、そして試合の視聴方法をお伝えします。

横浜Fマリノスが勝てば、マリノスの優勝

横浜Fマリノスの現在の状況
勝ち点67 得失点差27

現在J1リーグ一位をひた走る横浜Fマリノス。残る一試合を勝てば、その場で優勝が決まります。今のところ怒涛の6連勝、前節川崎フロンターレに対しては3点差で勝利。しかも最終節は得意のホーム戦です。

イケメン仲川輝人に、かめはめ波のマルコス・ジュニオールが調子がよく、二人揃って15得点でトップ。二人同時に得点王の可能性もあるほどです。

FC東京の優勝はかなりギリギリなライン 現在の状況は?

FC東京のFC東京の現在の状況
勝ち点64 得失点差20

勝ち点3差で二位につけるのがFC東京。まだ優勝の可能性がある位置についています。直近5試合は負けなしであるものの、一つ前の試合では引き分け。ギリギリで望みをつないでいる状態です。

ディエゴ・オリヴェイラは今シーズン14得点で得点ランキング3位につけていますが、ケガをしてしまったことでここから得点を伸ばせるかわからなくなってしまいました。

FC東京が勝っても優勝じゃない?FC東京の優勝条件

まだ優勝が決まったわけではないものの、ここで一位の横浜Fマリノスに勝っても、FC東京の優勝は決まりません。なぜかというと、ギリギリで望みをつないでいる状態だからです…。

勝ち点差

横浜Fマリノスの勝ち点は67、FC東京の勝ち点は64。試合に勝つと勝ち点+3になりますから、FC東京が勝ったとしても勝ち点は両クラブ同じ67。引き分けに終わります。勝ち点が同じ場合、次に比べるのが『得失点差』です。

得失点差

得失点差とは、【チームのゴール数】から【入れられたゴール数】を引いた数。ゴールをたくさん入れれば数字は大きくなりますが、相手にゴールを入れられるとどんどん数字が小さくなります。

横浜Fマリノスの得失点差は27、FC東京の得失点差は20。得失点差の差は7です。この差を埋めてFC東京が優勝するためには、どのくらいゴールを入れればいいでしょうか?

  1. FC東京が1点差で勝つと…マリノスは26 東京は21
  2. FC東京が2点差で勝つと…マリノスは25 東京は22
  3. FC東京が3点差で勝つと…マリノスは24 東京は23
  4. FC東京が4点差で勝つと…マリノスは23 東京は24

つまり、FC東京が、横浜Fマリノスを相手に、4点差で勝つと逆転できます!逆に言えば、3点差以下だと、勝っても優勝はできません。

4点差で勝つこと。これがFC東京の優勝条件です。

FC東京優勝のカギ

永井謙佑、ディエゴオリヴェイラのツートップが揃って怪我をしてしまった

一つ前の試合浦和戦で、日本代表森保監督が観る中で、永井謙佑とディエゴ・オリヴェイラが揃って怪我により交代。オリヴェイラは前半33分に右ヒザを。日本代表永井は後半10分に右肩を脱臼。大事な攻撃の主役がいなくなってしまいました。

チームに望みをつないだのが田川亨介!

0-1で負けていたFC東京。しかしここに望みをつないだのが20歳の若手ストライカー『田川亨介』でした。

田川亨介はサガン鳥栖ユース出身で、FIFA U-20ワールドカップに2回も出ている将来性のあるスケールの大きいストライカー。東京五輪世代ですが、これで一歩招集のポイントを上げたかも?

永井謙佑、ディエゴオリヴェイラが戻ってこれるのか、田川亨介が次も魅せてくれるのかに注目!

現状ではまだケガの様子が見えていない二人。重要な主役ですから、なんとか戻ってきてほしいところ。次は少なくとも4点を取らなければなりません。

そして注目のもうひとりが田川亨介。今回の一点で、本人の自信にもつながったはず。

そして全員で力を合わせ、横浜Fマリノスに勝つ!舞台は日産スタジアム。横浜Fマリノスのホームです。

横浜Fマリノス・FC東京の全力試合を観よう!視聴方法はこちら

優勝が懸かった両者が激突する展開にJリーグファンは間違いなく全員がドキドキしています。優勝をかけた二者の対決、まさにJ1リーグの『決勝戦』。この日程を組んだ人、神様ですか?

J1リーグ最終節「横浜FマリノスvsFC東京」を視聴する方法をまとめておきます。

  • テレビ神奈川(録画)
  • NHK総合(生)
  • DAZN(ダゾーン)(LIVE・見逃し配信・ハイライト)
  • DAZN(ダゾーン)Jゾーンプラス(LIVE・見逃し配信)
キックオフ 2019年12月7日(土)14:00
スタジアム 日産スタジアム

NHKでも観られるようなので時間になったら1chを押せば観られます。でもここで注目してほしいのはDAZNです。

DAZNでJ1リーグ決勝戦を観てほしい理由

DAZNはサッカーだけでなく、あらゆるスポーツをLIVE・見逃し配信で視聴できるサービス。パソコンやスマホのアプリで観られます。

NHKで生放送をみても、ちょっと戻すということはできません。DAZNはYoutubeみたいに、ちょっと戻したり、いわゆる「おっかけ再生」みたいなことができます。NHKだと見逃したらもう観られないんですよね。

さらには見逃し配信もあるので、見逃すことはありませんよ。

また、Jゾーンプラスも同時に配信されるので、みんなと一緒に「決勝戦」を見守るのもアリ!今度の土曜日は、全力でサッカーを楽しもう!今なら一ヶ月無料です。

※補足
11月30日(土)の試合において、全試合配信障害が発生し、観られない状態になりました。優勝争い・残留争いの大事な時期だったことで、サポーターからは怒りの声も。ただ、Jゾーンプラスは視聴できました。